日記 2009年03月11日 19:27
日韓戦限定WBC日記6  

韓国のニュースサイトのWBC関連記事を日本語に訳しています。

韓国は1-0で日本に勝ち、1位通過で第2ラウンドに向かいます。
日本は2位通過で、ほぼ次の試合はキューバと対戦することになりそうです。

試合内容やインタビューを伝えるだけではなく、読み物的な記事はないかと
探してみたのがこれ。

記事はOSENのWBC特設ページより
http://stoo.asiae.co.kr/news/stview.htm?idxno=2009031007003696081&sc1=sports&sc2=baseball&sc3=total&sk=%BC%BC%B0%E8%BE%DF%B1%B8%2Cwbc


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<韓国野球は‘ハリウッド超大作映画’>


韓国野球は1本の映画だ。それもほんの一瞬もスクリーンから目を離せない‘ハリウッド超大作映画’だ。ため息と熱狂を休む間もなくプレゼントしてくれる韓国野球の‘正体’に会いに行ってみた。

7日、最初の日本戦での韓国野球はB級ギャングスター映画にすぎない。一方的に撃たれ堕ちていく単純な展開にファンは首を捻った。しかし前半のこんなつまらない内容に劇場を
後にしたならば大きな後悔をしたはずだ。韓国野球には最後の反撃が待っているからだ。

火薬のにおいが震え無法地帯と化した映画は、後半になって突然スリラーに変わる。観客たちは息を殺して小さな綿毛の一つ一つがゆらゆらするほど主人公の一挙手一投足を見つめる。そして劇的な結末を導き出す。

日本野球が‘魂’ならば、韓国野球は‘情熱’にたとえられる。‘情熱’はひどく気まぐれだ。状況によって簡単にあきらめることも、篤い情を施すこともある。時には恐ろしい執念で背中を向ける。

2-14で敗れた最初の日本戦で韓国は‘ロマンチックな情熱’で臨んで不覚を取った。ほんの6ヶ月前に2度も勝ったのに、その時のように戦えばいいという‘ナイーブ’さで挑んだ。そして痛い目にあった。

2日後、再び現れた韓国野球は乱暴な‘野獣の情熱’を取り戻した。勝ってみせるという勝負根性が体に満ち溢れていた。これが韓国野球だ。

油断していた精神を取り直し、ミスを連発しながらも最後のロープを離さない。1試合よければその次はだらしなく、後頭部を殴られては気を取り戻すというやり方だ。韓国野球の‘致命的短所’とも言えるが、いつもひかがみをしびれさせるとはおいしい。だから韓国野球はおもしろい‘ハリウッド超大作映画'だ。


コメント欄へ続く

コメント

2009年03月11日 19:28 すーくー  

9日、日本戦はまさに国民の心配を払拭した。韓国は痛快な中国武侠映画風の復讐劇を見せることができたが、再び血の気が引くスリラーのほうを選んだ。

韓国はこの試合で残塁が5つだけだった。6回まではたった1つだった。もちろんあっさりとした攻撃をしてそうなったのではなかった。正反対だった。塁上に出れば憤死した。5人が走塁ミスでアウトになった。

これらが全てホームに無事に帰って来ていれば試合はどのようになっただろうか。韓国の野球ファンたちは、ひょっとしたら逆転されるのかと気をもみながらも試合を見守るしかなかった。

結果がどんなに劇的だといっても内容が粗ければ水準が落ちる。‘ランボー'や‘ダイ・ハード'みたいな超大作も良いが、今となっては作品性も優れている芸術映画を見たい。熱い‘情熱'に冷たい‘冷情'をちょっと添えればどうだろうか。韓国野球が探さなければならない‘色'ではないだろうか。


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(訳:すーくー)


今回、ちょっと翻訳に苦労しました。
僕の語学力ではいまいち意味が伝わってこないものもありました。
ぴったりの日本語を見つけるのも難しかったです。
誤訳もある程度あるように思います。


ひとまずWBC日記は終わりますが、第2ラウンドでまた韓国と対戦する場合は
書くことにしたいと思います。